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■ 「ぎっくり腰」って何?

「朝、顔を洗おうと前かがみになった瞬間に、腰に激痛が…」

 

「くしゃみをしただけで腰が動かなくなった…」

 

 

 

そんな経験がある方は、**ぎっくり腰(急性腰痛症)**の可能性があります。

 

ぎっくり腰とは、突然発生する腰の激しい痛みのことで、正式な医療名称では「急性腰痛症」と呼ばれています。

■ どんなときに起きるの?

ぎっくり腰(急性腰痛症)は、突然腰に激しい痛みが走り、動けなくなる状態を指します。
特別に大きなケガや事故がなくても、日常生活の“ふとした瞬間”に誰にでも起こり得るのが特徴です。

 

以下は、ぎっくり腰が発症しやすい典型的なシーンです。

 

1. 前かがみになったとき

 

  • 洗面所で顔を洗おうと前屈みになった瞬間
  • 靴を履こうとしてかがんだとき
  • 床にある物を取ろうとしたとき

 

 

前かがみ姿勢は、腰に大きな負担がかかる動作です。

特に背中や骨盤周辺の筋肉が硬くなっていたり、姿勢のクセがある人は要注意です。

 

2. 重い物を持ち上げたとき

 

  • 子どもやペットを抱き上げたとき
  • 買い物袋や荷物を持ち上げたとき
  • 家具を動かしたとき

 

 

 腰を使わずに“腕の力だけ”で持ち上げようとすると、腰に集中して負担がかかりやすくなります。

特に体をひねりながらの動作は危険です。

 

3. 起き上がる・立ち上がるとき

 

  • 朝、布団から体を起こそうとしたとき
  • 長時間座った後に立ち上がろうとしたとき
  • トイレのあとに立ち上がったとき

 

 

寝ていたり座っていたりと同じ体勢が続くとは、からだを支えようと局所的な筋肉や関節に負担がかかってしまいます。
更に、長時間同じ体勢が続く事で筋肉の緊張(はり、こわり)が強くなり関節の動きも悪くなります。
その為、身体を動かす準備ができていない状態となってしまい、急に動くことで痛めやすくなるということになります。

 

 

4. くしゃみ・咳をしたとき

 

  • 風邪を引いて強く咳き込んだとき
  • くしゃみをした直後に腰が「グキッ」となった

 

 

咳やくしゃみは、瞬間的に腹筋や背筋に強い圧がかかります。

姿勢が悪い状態で咳やくしゃみをすると、肋骨骨折をしてしまったり、ギックリ腰をする事がとても多いです。

 

 

5. 寒い朝や季節の変わり目

 

  • 冬場、朝起きてすぐ動いたとき
  • 冷たい場所で作業したあと
  • 季節の変わり目で身体が硬くなっているとき

 

 

筋肉が冷えて硬くなっていると、柔軟性が落ちて傷めやすくなります。

又、季節の変わり目は自律神経が乱れやすく睡眠不足や筋肉の緊張(はり、こわり)が強くなりやすく血流も悪くなりやすいです。
その状態が続く事で、炎症や損傷の引き金になりますので季節の変わり目はぎっくり腰や寝違えなどの急性症状にご注意ください。。

 

 

 

6. 疲労やストレスが溜まっているとき

 

  • 忙しい時期が続いている
  • 精神的に緊張状態が続いている
  • 睡眠不足、慢性疲労がある

 

 

心身の疲れは、筋肉の緊張や血流の悪化を引き起こし、ぎっくり腰を起こしやすい状態になります。

特に寝不足などの睡眠不足の時は、ぎっくり腰をされている方が非常に多いですので要注意です。

 

上記以外にも、出産後以降にぎっくり腰になる方も非常に多いです。
出産後以降のぎっくり腰については、こちらをクリック

 

■ なぜぎっくり腰はあんなに強い痛みが出るの?

ぎっくり腰は、まるで「腰に電気が走った」「その場から一歩も動けなくなった」と言われるほどの激しい痛みが出ますよね。
では、なぜそれほどの強い痛みが急に出るのでしょうか?

 

実は、筋肉・関節・神経などが一気にストレス状態になるために、脳が「これは危険!」と判断して痛みを強く感じてしまいます。以下でその詳しい仕組みを解説します。

 

 

 

1. 筋肉や靭帯の損傷・炎症

 

ぎっくり腰の一番多い原因は、腰まわりの筋肉や靭帯に微細な損傷や炎症が起こることです。

 

例えば…

 

  • 前かがみで物を取ろうとした瞬間
  • 重い物を持ち上げた瞬間
  • 寒い朝、体を起こした瞬間

 

 

この「瞬間」に、筋肉や靭帯が無理に引き伸ばされたり、ねじれたりして傷つき、炎症が発生します。
炎症が起きると、その周囲には血液や水分が集まり腫れてきます。

 

れが神経を刺激して、ズキズキ・ピリピリとした鋭くて強い痛みとして感じられるのです。

 

 

 

2. 関節のズレやロック(椎間関節の機能障害)

 

腰には「椎間関節(ついかんかんせつ)」という小さな関節がいくつもあります。

 

何かの拍子にこの関節が「ズレる」「引っかかる」といった状態になると、関節がロックされて動かなくなり、強烈な痛みが起こります。

 

このような関節の障害は、画像検査(レントゲンやMRI)でははっきり映らないことが多く、“痛みはあるのに原因が見えない”タイプの腰痛として扱われます。

 

 

 

3. 神経の過敏反応

 

痛みが強いと感じる理由の一つが、「脳や神経の過敏反応」です。

 

ぎっくり腰のような急な炎症が起きると、神経が敏感になり、わずかな刺激でも過剰に「痛い!」と反応する状態になります。これを「神経の興奮状態」といいます。

 

 

  • 動くと電気が走るように痛い
  • ちょっと触れただけでも痛い
  • 腰以外の場所まで痛みが広がる

 

 

こうした症状は、神経が興奮している証拠です。

 

 

4. 心理的ストレスも痛みを増幅する

 

人は「強い痛み=大きなケガ」と脳が判断して、緊張や恐怖の感情を引き起こします。

すると、さらに筋肉が緊張し、血流が悪くなり、痛みが長引く悪循環に陥ることがあります。

 

 

これを「痛みの悪循環(ペインスパイラル)」と呼びます。

■ 治療せずに放っておいていいの?

結論から言うと…


軽症の場合は一時的に痛みが引くこともありますが、治療せずに放置すると再発や慢性化につながる恐れがあるため注意が必要です。

 

ぎっくり腰は、「ただの腰の捻挫」と思われがちですが、実際は体からの警告サイン

 

「今回は何とかなったけど…」とそのままにしておくと、数週間後や数ヶ月後に再び痛みが出る・癖になるというケースが非常に多いのです。

 

■ 放置するとどうなる?主なリスク

① 再発を繰り返す


ぎっくり腰とは、「痛みの原因(歪み・筋肉のクセ)」を改善しなければ、同じ場所に負担がかかり続け、再発しやすくなります。
 

特に50代以降は、筋力の低下や筋肉の柔軟性が落ちてくるため、再発の頻度が増える傾向にあります。
 

 

② 慢性腰痛へ移行する

 

痛みが長引くと、筋肉がこわばったままの状態になり、**日常動作にも支障をきたす「慢性腰痛」**に変わる可能性があります。

 

 

「同じ体勢が続くと腰がだるい、きつくなる」

「ちょっと無理すると痛みが出るのでコルセットが手放せない」

「ぎっくり腰になるのが怖くて動けない」

 

 

こうなると、腰をかばう生活が続き、姿勢や歩き方まで悪化→さらに腰に負担がかかるという悪循環に。

 

 

 

③ 他の部位に影響が出る

 

ぎっくり腰をきっかけに…背中や肩が張ってくる、お尻や太もも、膝にまで痛みやしびれが出てくる

 

これは、身体のバランスが崩れて他の部位が無理をしているサインです。放置すれば、腰以外の不調にもつながってしまいます。

■ 繰り返す原因とは?

ぎっくり腰は、次のような要因が重なることで発症しやすくなります。

 

1. 筋肉の柔軟性が低下している

加齢に伴い筋肉や関節が硬くなり、筋肉が硬くなる(柔軟性がなくなる)と、動きの一部を他の部分が無理に補うようになります。(動きの代償作用)

特に柔軟性が落ちると、腰がその“代役”になりやすく、小さな動作でも腰に過度な負担がかかってしまいます。

柔らかい筋肉はクッションの役割をしてくれます。歩く・立つ・しゃがむといった動作で、地面からの衝撃や上半身の重さを筋肉が吸収してくれます。

 

しかし、筋肉が硬くなるとそのクッション性が失われ、衝撃が直接、関節や腰の骨、靭帯に伝わりやすくなります。

これが繰り返す原因のひとつです。

 

 

2. インナーマッスル(体幹)が弱っている

インナーマッスルが弱ってしまうと、腰椎(腰の骨)や骨盤が不安定になります。

その結果、日常のちょっとした動作でも「腰だけに負担が集中する」ようになります。
 

本来は、体全体でバランスよく支えるべきなのに、支える力が弱まっているため、腰がオーバーワーク状態に…。

この状態が続くと、ちょっとした動き(前かがみ・振り向く・くしゃみなど)でぎっくり腰が再発しやすくなります。

特に50代以降は、筋肉量の減少(サルコペニア)が始まり、意識していないとインナーマッスルもどんどん衰えていきます。

 

「若い頃はぎっくり腰にならなかったのに…」

「ちょっと掃除しただけでグキッと…」

 

こうした変化の背景には、インナーマッスルの衰えが深く関わっていることが多いのです。

 

 

3. 姿勢や動作にクセがある

人の身体は、本来「背骨・骨盤・筋肉」がバランスよく支え合って動いています。

しかし、次のような日常のクセが積み重なると、そのバランスが崩れてしまうのです。

 

  • 猫背、反り腰、ストレートネック
  • 片足重心の立ち姿勢
  • 横座りや足を組むクセ
  • ソファーに浅く座って背中を丸める

 

こうした姿勢が続くと、骨盤や背骨がゆがみ、本来かかるべきではない場所に負荷が集中します。

これは、日常動作の中で「腰に負担が集中する体の使い方」をしているからです。

たとえば、前かがみの動作を「股関節」ではなく「腰」でしてしまっていたり、

立ち上がるときに腹筋を使わず、腰だけで引き上げようとしていたり。

 

これが続くと、筋肉の疲労が蓄積し、ある日突然“ぎっくり腰”として現れるというわけです。

 

4. 疲労・ストレスの蓄積

ぎっくり腰というと「重い物を持った瞬間に起こるもの」と思われがちですが、実は心と体の“疲れ”も大きな引き金になります。
特に、疲労やストレスが慢性的にたまっていると、何もしていないのに突然ぎっくり腰になる…ということもあるのです。

✅理由1:筋肉の回復力が落ちる

疲労がたまると、筋肉に「小さな損傷」が蓄積されます。
本来は睡眠や休息で回復しますが、休養が足りないとそのダメージが残ったままになり、ある日突然“限界”を超えて炎症を起こす──それがぎっくり腰です。

 

✅理由2:ストレスで筋肉が緊張しやすくなる

ストレスを感じているとき、無意識に体は「防御反応」をとって筋肉がこわばります。
特に腰や肩、背中の筋肉は常に緊張状態になりやすく、血流が悪くなります。すると筋肉が硬くなり、ちょっとした動きで傷めやすくなるのです。

 

✅ 理由3:自律神経のバランスが乱れる

ストレスや疲れが続くと、自律神経が乱れて交感神経(緊張モード)が優位になり、筋肉の緊張や血流の低下が起こります。
慢性的な腰のこわばりが抜けなくなり、再発リスクが高くなってしまうのです。

 

✅ 理由4:体の動かし方が雑になる

疲れていたり、ストレスで集中力が落ちていると、無意識に「急な動き」「雑な姿勢」になりがちです。

例えば、うっかり前かがみで物を取ったり、体をねじったり。そうした動作の一瞬で、ぎっくり腰が起こってしまうことがあります。

 

■ご自身でできる再発予防のポイント

1. ストレッチで柔軟性を保つ

股関節・太もも裏・腰回りのストレッチを習慣にすることで、筋肉の緊張を和らげ、腰の負担を軽減します。

 

2. 体幹を鍛える軽い運動

腹筋・背筋をサポートするインナーマッスルを鍛えることで、腰への負担を軽くできます。呼吸を使った「ドローイン」などがおすすめ。

 

3. 日常姿勢の見直し

長時間同じ姿勢でいない、座るときは骨盤を立てて座るなど、ちょっとした意識の積み重ねが効果的です。

 

4. 体を冷やさない

冷えは筋肉の硬直を引き起こします。特に冷房や朝晩の冷えには注意を。腰回りを温めておくことが予防につながります。

 

5. 疲れとストレスをためこまない

無理をしない、しっかり眠る、時には「休む勇気」も大切です。

■ 腰痛専門の【筒井整骨院】ができること

「何をしても繰り返してしまう…」

そんなお悩みに応えるのが、腰痛専門の《筒井整骨院》です。

あなたのぎっくり腰の根本原因に対して、一人ひとりに合わせた施術と生活改善アドバイスを行います。

 

姿勢・動作チェックによる原因の特定

専門的な視点から、再発の原因となっている動きや姿勢をチェックし、生活習慣の中にある問題を見つけ出します。

 

骨格と筋肉のバランスを整える施術

痛みのある部分だけでなく、全身のゆがみやアンバランスを調整することで、根本から負担を軽減します。

 

痛みが再発しないための運動指導

ご自宅でもできる簡単なストレッチやトレーニングを、患者様の年齢や体力に合わせてご提案します。

 

血流改善と自律神経のケア

ぎっくり腰の原因になりやすい「冷え」や「ストレス」に対しても、施術で対応し、全身の巡りを整えます。

 

 

■ まとめ:繰り返さない体づくりを、整骨院と一緒に

ぎっくり腰を繰り返す原因は、痛みの出た「その瞬間」だけにあるのではありません。

日々の体の使い方、疲労やストレスの積み重ねが大きく関係しています。

 

もし「また痛くなるかも」と不安があるなら、一度、体の専門家に相談してみませんか?

腰痛専門の《筒井整骨院》では、痛みを和らげるだけでなく、「再発しない体」づくりを全力でサポートしています。

 

あなたの健康な毎日を、一緒に取り戻しましょう。

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